ザリガニソン:ザリガニ・ウォッチング・マラソン

ザリガニの生態


ニホンザリガニ(学名:Cambaroides japonicus


体長(成体):4〜6cm(最大7cm程度)

・生息地:冷たくきれいな小河川、湧水、山上の湖沼に

 生息。  

・特徴:体は茶褐色、頭は短い三角形。

・日本に元々いた唯一の日本固有種です。

 分布は北海道全域、青森県、岩手県、秋田県です。

 川の上流域や山間の湖や沼に生息しており、その中

 でも、水深の浅い水温20℃以下の冷たくてきれいな

水や湧水が流れているところに生息しています。 

ウチダザリガニ(学名:Pacifastacus leniusculus


・体長(成体):11〜13cm(最大15cm程度) 

・生息地:冷涼な河川や湖沼、ダム湖に生息 
           
・特徴:体は赤〜茶褐色、頭の形は三つの山形。
          
・攻撃的で肉食性が強く、よく共食いをする。

 1926年〜1930年に水産資源(食用)として、

 アメリカ北西部よりつれてこられたのが始ま

 りです。その後、北海道の摩周湖や滋賀県

 の淡海湖で定着が確認されました。

 北海道では、近年洞爺湖、支笏湖、然別湖、

阿寒湖、道東・道北の河川・ダム湖などで、急激に生息域を拡大しています。


アメリカザリガニ(学名:Procambarus clarkii


・体長(成体):7〜8cm(最大11cm程度)

・生息地:流れが穏やかな場所、溜め池、水田、公園の
 
 池などに生息。

・特徴:体は赤〜褐色、ハサミが細長い。

・非常に攻撃的で、共食いをすることもある。

 アメリカザリガニは、すでに輸入されていたウシガエル

 (食用)のエサとして、1927年にアメリカから輸入され

 ました。

 その後ペットや食用、学習教材として全国にひろまりました。

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